悪徳業者の見抜き方

中古車の買い取りをしてもらう時なのですが、業者の方ってすごく感じ良いですよね。いや、感じ良すぎて何らかの違和感を覚えたこともあります。まあ、営業の方はいつもニコニコされて感じが良いですよね。CMなどでも「あなたに親身になって」と謳っています。しかしその言葉、心の底から信じちゃっていいのでしょうか？性格の悪い私はついそんなことを思ってしまいます…。業者の「親身になります」発言問題。実際にはどういった意図があるのでしょう？

中古車買い取り業者の実態

中古車の買い取りをしてもらった時の価格、中古車が販売される時の価格は一体どのように決められるか。基準になるのは、中古車オークションの過去のセリ結果です。過去のセリ結果がいわゆる「相場」になって、業者の値付けの基本になるのです。 では、その相場を業者の方は教えてくれるのか。
それはもちろん教えてくれません。
中には、本当の相場価格から少し安くした価格を表示して「相場一覧表」にしている業者もいます。
自分で相場を知りたかったら、やはりインターネットで調べるしかありません。インターネットに載っている価格もバラバラだったら、オークション代行の業者に連絡をして教えてもらいましょう。念のため複数のオークション業者に聞いてみるのがいいかもしれません。 向こうも商売なのです。
しかし、中には本当に悪徳な買い取り業者もいます。

悪徳業者の見分け方

1、一番多いトラブルが「ゼロ査定」。
様々な理由で「値段になりません」と言われてしまったら、素人の人だと、
「ってことは廃車か・・・。廃車手続きを自分でしたらお金がかかるしな」こんな感じで、じゃあ0円で引き取ってもらおうと思ってしまうかもしれません。
しかし実際のところは、業者が転売をして利益を出している場合も多くあります。
「部品としても解体できないし値段はつきませんがキャンペーン中だから無料で引き取ることはできます」←このような業者は注意が必要です。

2、 自分に返ってくるお金を業者が中抜き
廃車の場合、自賠責保険や自動車従量税が返ってくることがあります。しかし、業者はそれを相手に伝える義務がないのです。何も知らない私たち素人には黙って、本当は自分に返ってくるはずのお金を業者が中抜きする場合もあります。しっかり自賠責保険や自動車従量税がどうなっているのか、注意が必要です。
中古車業界の実態を知って頂けたでしょうか？売却する際は、しっかり業者を見抜いて、最適な価格を付けてもらいましょう。